本を味わう

読むと忘れるので本の感想とか・・・

初めての文学フリマ「序章:ここではお金の話をしよう」

脳の何処かが未だに冴え冴えとし続けている。
トンネルの多いこの路線ではWi-Fiも碌に繋がらず、Twitterも先程から途切れ途切れである。ああ、なんともどかしい。

 

10月23日、第八回文学フリマ福岡
いくつかの『人生初』を小さなキャリーケースに詰め込んでイベントに参加した帰り道、停車駅を2つほど過ぎてからある重要なことに気がついて思わず声を飲んだ。

……お土産買うの忘れてた。

 

以下、『きっかけは酔った勢い』、Twitterフォロワー15名、サークル初参加と文学フリマ初参加を同時に決めやがったとある無鉄砲字書きの覚書だ。

因みに通路を挟んで座っていたおっちゃんが取り出した缶チューハイに「酒買うの忘れてた」と、今度こそ声にしてしまったのはその直後のこと。

 

『こういう体験は何かに書き起こさねば』と思い、そしてその手段のためにはTwitterの140字では圧倒的に足らない。
掲載箇所に困り、昔のブログがあったと掘り起こせば最終更新日は2017年。実に5年ぶりのブログ更新である。

 

この記事が「文学フリマに出てみたい」と思った方へ届き、『いつか』が『いま』の行動力に変われば最高なのだか、如何せん文学フリマから既に3日経っている。脳の記憶からはこの瞬間も記憶が流砂のように流れ落ちていることだろう。
文学フリマというコアなイベントに興味を持ってしまったらそこは沼の入口だ。この記事を読んだ時点でほぼ決定しているのではないだろうか。諦めてその脳に詰まったネタをガンガン出力してほしい。
そのネタが黒歴史になるかもしれないと思っている方がいたら安心して欲しい。前例ならここにやらかした人がいる。

 

 

ただし、内容は金の話だ。

一体幾ら積んで、幾ら見込んで、幾ら払ったのか

そこら辺をゴリッゴリに身を削って開示したい。「文学フリマ未経験者」が悩むのは金銭的な悩みもあるだろうし、自分に出せる経験論は『社会人でがあるが故の資金』から来るところもあるからだ。

 

本当に大事なものは金で買えないと言う人がいる。それは一理ある。ただし、世の中の大半は金で解決出来るというのも一つの理であり、ここでは経験値と引き換えにした金について記事を書く。文学的では無いかもしれないが、1つのリアルだ。

大口を叩くが、大抵の物事には先駆者がいる。『文学フリマ初参加でブース出したい』ならここに一つの例を提示しよう。

 

【記事一覧】
文学フリマの作り方
  1. 序章:ここではお金の話をしよう
  2. 文学フリマの作り方①